輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

とうようぶんかしにおけるぶっきょうのちい

東洋文化史における仏教の地位

高楠 順次郎

線上閱讀高楠 順次郎《東洋文化史における仏教の地位(とうようぶんかしにおけるぶっきょうのちい)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 34,830 字 · 69 頁

青空文庫

要するに、仏教の研究に関しては第一原本が梵文と巴利文である。この両語を知ることは仏教研究の第一要件である。第二原本が西蔵文である、西蔵一切経は唐代から元代までの飜訳で、殊に句々梵文の影を留めているのであるから、梵文の原型を知るに最も必要である。厳密なる研究には必須の研究である。仏教研究の第三原本が漢文一切経である。今では仏教研究者で漢文に指を染めぬものは余儀なく後塵を拝する外はないのである。而してこの漢文仏教を読破するには日本の解釈に通ぜねば教義的解決は不可能であるといって差支えないのである。第四原本と別立するほどでもないが、日本仏教を味読するだけの眼力がなければ仏教を学び得たとはいえないのであります。この点が西洋の進歩した学者とシナの先進学者の脳底に映じてきたのであります。日本に存在せる仏教研究学派が世界に認められたわけであります。研究学派の存在と相俟って研究材料の存在が三十種の一切経保存と無数の註解末書の存在によって立証されたのであります。

一言に言えば、日本には研究の仏教、倶舎、唯識、三論もあれば、思索の仏教(華厳、天台)もある。実行の仏教(律)もあれば冥想の仏教(禅、真言)もある。