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わたしのりれきしょ

浅沼稲次郎 私の履歴書ほか

浅沼 稲次郎

線上閱讀浅沼 稲次郎《浅沼稲次郎 私の履歴書ほか(わたしのりれきしょ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 46,264 字 · 91 頁

青空文庫

ついで十一月二日、全国三千の同志を集め、東京の日比谷公会堂で結党大会を開いた。私はこのとき司会者をつとめたが、会場を見渡すといずれも軍服、軍靴のみすぼらしい格好ながら同じ理想と目的のため、これほど多くの人々が全国からはせ参じてくれたかと思うとうれしくてたまらなかった。同大会は松岡駒吉氏が大会議長をつとめ、水谷長三郎氏が経過報告をやり、党名を「日本社会党」と決め、委員長欠員のまま初代書記長に片山哲氏を選んだ。またこの大会での思い出として残っているのは、党名が日本社会党か、日本社会民主党かでもめたことである。結局国内的には日本社会党でゆき、国外向けには日本社会民主党ということに落ちついた。

結党当時、私は戦前同様組織部長をやったが、当時の社会党は西尾末広、水谷長三郎、平野力三の三氏のいわゆる「社会党三人男」で運営されていた。西尾氏が中心になり、水谷氏がスポークスマン、平野氏が選挙対策の責任者というわけだったが、現在、西尾氏が長老になり、水谷氏また病み、平野氏も違った陣営にあることを思うと、十年の歳月を感じて感無量である。

ついで社会党は二十一年の総選挙で九十八名、二十二年の総選挙で百四十三名を獲得、第一党となって、当時の民主党、国民協同党と協力して片山内閣を作った。