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ねこまち
猫町 他十七篇
萩原 朔太郎
線上閱讀萩原 朔太郎《猫町 他十七篇(ねこまち)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 28,483 字 · 58 頁
だが人間の生態では、この順序が逆になってる。我々は人生の青春時代に、過剰の情慾に悩みながら、不断の休みなき勉強と修業をせねばならない。そして漸く準備が終り、一人前の人間として、充分の知識や財産を蓄えた時には、もはや青春の美と情熱とを失い、蝉の脱殻みたいな老人になっている。昔の明治時代の学生は、「少年老い易く学成り難し。一寸の光陰軽んずべからず。」というような文句を、洋燈の笠に書きつけて勉強した。だが彼らの書生は、二重の意味で悲哀であった。なぜならその言葉は、再度来ない青春の日の楽しさを、空しく仇にすごすことによって、老年の日の悔を残すなという意味を、逆説的に哲学しているからである。
しかしさすがに西洋人は、人生を享楽することの秘訣を知ってる。彼らの学生生活は、一方に学問を勉強しながら、一方にスポーツをしたり、音楽を楽しんだり、異性とダンスをしたり、恋愛を語ったりすることで、青春の若い時代を、相当に享楽することができるのである。今の日本の学生らは、こうした西洋のカレッジライフを輸入している。だが昔の学生や青年らは、全くその青春時代を禁圧されてた。