輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
線上閱讀宮本 百合子《獄中への手紙(ごくちゅうへのてがみ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 174,521 字 · 344 頁
名将言行録はもう、腸の本と一緒にお送りいたしました。風に散りぬ、は手に入ったらお送りいたしましょう。怒りの葡萄下巻も、もしかしたらあるのよ。たのしみです。借りものですが。
隆ちゃんからのたよりよかったことね。あの言い表しかた「天地の回転は」というの、よく兄さんに似たところがあります。何というか、その回転の大きやかなテンポというか、味というか。富ちゃんはきっとこう書いてよ、「光陰矢の如しと云うとおり」と。隆ちゃんのよさ満々ですね。天性の規模は面白いものです。短い何気ない表現の中に一種の大さがあります。隆ちゃんにわたしのやる手紙、本、ついているのでしょうか、ついたという文句は一つもありませんでしたが、この半年ほど。こちらへは航空便来ません。そして、来ても、あの人らしく控えめで、気候のこと、元気に御奉公のことばかりしかかかないのよ。それはやはりあのひとらしい味に溢れて居りますが。
達ちゃんも落付かないことでしょう。忙しく働いているでしょうね。
週報のこと分りました。お金一年送ってあって、それは来年までよ、多分。
この間古本屋でシンクレアの「石炭王」という小説を見つけました。