輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
りょうかんさまのしょ
良寛様の書
北大路 魯山人
線上閱讀北大路 魯山人《良寛様の書(りょうかんさまのしょ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 6,969 字 · 14 頁
型破りをいえば西行法師の書も僧侶型ではない。穏健に通常万人の字が書かれている。
太閤様の字なども当時よく見るところの将軍型ではない。きわめて自由な、芸術的、美術的なものであって、太閤の前に太閤の書なし、太閤の後に太閤の書なしと、叫んでもさしつかえないまでに創作的雅美に富んだ自由型である。
これらはいずれも一代の勇者であり、信念の天才人であったからであろうが、また考え方では西行様が鎌倉時代において、あの字を書かれていることには別段不思議はない。鎌倉時代というものはまだまだなにかに調子高い芸術の生まれた時代である。西行様一人が特によい字を書かれたのではない。むしろさらにさらにその上手を行った字もあったようである。西行様の字は良寛様のように一大天才であるというのではなかろう。良寛様から見ては多少の艶も見られる。しかし、身嗜みから学ばれている点においては良寛様と同じ態度の書家であると申されようか。それはとにかく私が良寛様の出現に驚異を感ずるものは、徳川末期であるということである。徳川末期は芸術のなさけないまでにしなびてしまった時であって、きわめて低調な書画彫刻をもって充たされ、鑑賞力もいやが上に低落し、江戸前的民衆芸術に浮身をやつし、書道のごとき桃山期まではとにかくも本格的に踏み止っていたものが、徳川からは根幹