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どくしょほう
読書法
戸坂 潤
線上閱讀戸坂 潤《読書法(どくしょほう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 130,289 字 · 257 頁
技術だけではなく、文章の筆者以上の理解と、持ち合わせの大常識とが、絶対に必要である。
処で、こういう偉い博学者で注意周到な人間は、なかなか校正などという賤しい仕事をやろうとしない。二流以下の出版屋では校正は小僧にさせる場合さえ多い。悲しむべき現象である。
『唯研』や『唯物論全書』にさえ、誤植が少なくないのは、こういう悲しむべき現象の、典型を実現して見せるためである。悪く思わないで読んで欲しい。
併し原稿渡しがギリギリで、優秀な校正者も手のほどこしようがない場合は、又別に考えねばならぬ。多分之は原稿料や印税が安いからだろう。之亦悲しむべき現象と云わなくてはならない。云いたいことは段々あるが、いずれその内又。
7 翻訳について
武田武志氏は『唯物論研究』(一九三七年六月号)のブック・レヴューで、ゴーリキー『文学論』の翻訳三種を比較した序でに、三笠書房版熊沢復六氏訳に関説して云っている。「最後に、この機会にわが国の翻訳について一言したい。ナウカ社版や本間氏訳は大体わかり易い訳であるが、熊沢復六氏のは悪訳である、私は熊沢氏の訳本は大部分通読しているが、あまりにもひどすぎる(例えば『文芸評論』