輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

どくしょほう

読書法

戸坂 潤

線上閱讀戸坂 潤《読書法(どくしょほう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 130,289 字 · 257 頁

青空文庫

処が偶々、東京の大新聞の若干が、しばらく前ブック・レヴューに或る程度の力点を置くようになった。スペースや回数を増した新聞もあれば、ブック・レヴューの嘱託メンバーを発表した新聞もある。その他一二、ブック・レヴューを主な仕事とする小新聞の企ても始まった。この原因については色々研究しなければならないが、一つは所謂際物出版物に対する反感から、本当に読める書物を、という気持が与って力があったろう。読書が一般に教養というものと結びつけられるような一時期が来たからでもあるだろう。尤もこの気運とは別に、最近の戦時的センセーショナリズムは、新聞紙の学芸欄を圧迫すると共に、ブック・レヴューへの尊敬は編集上著しく衰えたのではあるが。

「ブック・レヴュー」を意識的に尊重し始めたのは、一年半程前からの雑誌『唯物論研究』である。実は之は私たちの提案によるのだ。まず評論される本の数を、毎月(毎号)相当多数に維持することが、最も実質的なやり方だと吾々は考えた。少なくとも十四五冊についてブック・レヴューを掲げるべきだとして、そのためには、紙数の関係から云って、一つ一つのブック・レヴューはごく短かくならざるを得ないが、誰も知っているように、原稿用紙三四枚に見解をまとめることは、実は原稿用紙数十枚の努力をさえ必要とすることである。