輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
せきぼくじょうそうぎょうきじ
関牧塲創業記事
関 寛
線上閱讀関 寛《関牧塲創業記事(せきぼくじょうそうぎょうきじ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 20,461 字 · 40 頁
十七日、又一帰塲せり。依て又一を先導として、餘作同道にてウエンベツ山に登る。川を渉り、或は沿岸を往き、或は樹間或は湿地を通行するに、熊の脚痕臥跡あり。漸く進んで半腹に至るに、大樹の多きに驚けり。中には我等の三囲四囲等の老樹多きに驚けり。山頂に登り、近くは斗満※別、遠くは阿寒山を眺め、近き渓々は緑葉樹の蓊鬱たるを望み、西に斗満の蓊鬱たるを望み、近き西には斗満川を眺めたり。帰路※別に出でたるに、土人小屋あり、一人の住する無きも、傍らに熊送りの為め熊頭を木に刺して久しく晒したるを以て白色となれる数個を見たり。珍らしく覚えて一個を携え帰れり。昨夜仔馬一頭斃れたり。此れ熊害にかかりたるものなり。
十八日、餘作と共に寛は発足す。又一、八重藏は、放牧塲迄見送りくれたり。放牧の牛馬は、予を慕うが如きを覚えたり。
十一月七日、又一札幌に向うて発す。此れ三十六年志願兵として一ヶ年間騎兵に服役する為めなり。
* *
* *
本年は樽川の畑は風損霜害にて収穫大に※じたり。依て我等夫婦殊に老妻は大に此れを憂いて、此損害の為めに収穫※ずるを以て、牧塲に大に関係するを以て、此れを償わんが為めに、我等夫婦は未だ慣れざる畑仕事を為し、屋敷内にて菜大根及び午蒡人参等を植付けて喰料を助けて