輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

「せいびしょう」について

「青眉抄」について

宮本 百合子

線上閱讀宮本 百合子《「青眉抄」について(「せいびしょう」について)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 2,169 字 · 5 頁

青空文庫

いるのは何故だろう。ロダンはそこで、自分の苦心努力ぶりを語ってはいない。美について、その発見と表現とその技法について語っている。別の言葉で云えば、自己の偉大さの秘密を、すっかり打ち開いている。その真率さにおいて益々彼は偉大であり、到達しがたい価値を感じさせるのである。

ゴッホの手紙は、どうだろう。セザンヌが絵に関して云ったことはどうだったろう。

松園があれだけ彼女としての精進を重ねて今日「青眉抄」をまとめたのだが、この随談随筆の中に、修業時代からマイステルに至る間に感服して見た古典、同時代人の作品などに一言もふれていないのは、奇異な感じがした。

師匠についてのみ語っている。縮写をよくしたこと、一心に描いたこと、それだけが語られている。

作家が自分の一生の半ばを顧みたとき、当然何かの影響をうけた――それに反撥したということも一つの影響である以上――何人かの作家が国の内外にあったことを認めずにはいられまい。

日本画家の精神のくみたてというものは、こんなに洋画の人々とはちがったものなのだろうか。

夜中に徹夜して描くということが云われている。私たちも夜はかきにくいものだろうと思っていた。