Read classic Japanese books with furigana
ja-reading.com
Read classic Japanese books online with furigana. Filter by JLPT level, tap a word for the meaning, and translate a sentence.
かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Read 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) by 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in Japanese with furigana. JLPT N2. Tap a word for the meaning.
N2 · advanced · modern kanji and kana · 123,879 characters · 246 screens
忰の孝助めでございます」
りゑ「おやまアどうもマア、お前がアノ忰の孝助かえ」
白「それだから先刻から逢っている/\と云うのだ」
おりゑは嬉涙を拭い、
りゑ「何うもマア思い掛ない、誠に夢の様な事でございます、そうして大層立派にお成りだ、斯う云う姿になっているのだものを、表で逢ったって知れる事じゃアありません」
孝「誠に神の引合せでございます、お母様お懐かしゅうございました、私は昨年越後の村上へ参り、段々御様子を伺いますれば、澤田右衞門様の代も替り、お母様のいらっしゃいます所も知れませんから、何うがなしてお目に懸りたいと存じていましたに、図らずこゝでお目に懸り、先ずお壮健でいらッしゃいまして、斯んな嬉しい事はございません」
りゑ「よくマア、嘸お前は私を怨んでおいでだろう」
白「そんな話をこゝでしては困るわな、併し十九年ぶりで親子の対面、嘸話があろうが、いらざる事だが、供に知れても宜くない事もあろうから、何処か待合か何かへ行ってするがいゝ」
孝「はい/\、先生お蔭様で誠に有難うございました、良石様のお言葉といい、貴方様の人相のお名人と申し、実に驚き入りました」