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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Read 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) by 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in Japanese with furigana. JLPT N2. Tap a word for the meaning.
N2 · advanced · modern kanji and kana · 123,879 characters · 246 screens
龜藏は孝助が鉄砲に恐れて後へ下るように、わざと鼻の先へ出していた所へ、ふいに切込まれたのだから、アッと云って後へ下ったが間に合わない、手を切って落すと鉄砲もドッサリと切落して仕舞いました。昔から随分腕の利いた者は瓶を切り、妙珍鍛の兜を割った例もありますが、孝助はそれほど腕が利いておりませんが、鉄砲を切り落せる訳で、あの辺は芋畑が沢山あるから、其の芋茎へ火縄を巻き付けて、それを持って追剥がよく旅人を威して金を取るという事を、予て龜藏が聞いて知ってるから、そいつを持って孝助を威かした。芋茎だから誰にでも切れます。是れなら圓朝にでも切れます。龜藏が
「アッ」
と云って倒れたから、相助は驚いて逃出す所を、後ろから切掛るのを見て、お國は
「アレ人殺し」
と云いながら鉄砲を放り出して雑木山へ逃げ込んだが、木の中だから帯が木の枝に纒まってよろける所を一刀あびせると、
「アッ」
と云って倒れる。源次郎は此の有様を見て、おのれお國を斬った憎い奴と孝助を斬ろうとしたが、雑木山で木が邪魔に成って斬れない所を、孝助は後から来る奴があると思って、いきなり振返りながら源次郎の肋へ掛けて斬りましたが、殺しませんでお國と源次郎の髻を取って栗の根株に突き付けまして、