Japanese reading practice

Read classic Japanese books with furigana

ja-reading.com

Read classic Japanese books online with furigana. Filter by JLPT level, tap a word for the meaning, and translate a sentence.

かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

Read 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) by 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in Japanese with furigana. JLPT N2. Tap a word for the meaning.

N2 · advanced · modern kanji and kana · 123,879 characters · 246 screens

Aozora Bunko

もので、孝助は敵を討って、もうこれでよいと思うと心に緩みが出て尻もちをついて、

孝「あゝ有難い、日頃信心する八幡築土明神のお蔭をもちまして、首尾よく敵を討ちおおせました」

と拝みをして、どれ行こうと立上ると、

「人殺々々」

という声がするからふり向くと、龜藏と相助の二人が眼が眩んでるから、知らずに孝助の方へ逃げて来るから、此奴も敵の片われと二人とも切殺して二つの首を下げて、ひょろ/\と宇都宮へ帰って来ますと、往来の者は驚きました。生首を二つ持て通るのだから驚きます。中には殿様へ訴える者もありました。孝助はすぐに五郎三郎の所へ行って敵を討った次第をのべ、殊に

「母がまだ目が見えますか」

と云われ、五郎三郎は妹の首を見て胸塞がり、物も云えない。母上様は先程息がきれましたというから、この儘では置けないというので、御領主様へ届けると、敵討の事だからというので、孝助は人を付けて江戸表へ送り届ける。孝助は相川の所へ帰り、首尾よく敵を討った始末を述べ、それよりお頭小林へ届ける。小林から其の筋へ申立て、孝助が主人の敵を討った廉を以て飯島平左衞門の遺言に任せ、孝助の一子孝太郎を以て飯島の家を立てまして、孝助は後見となり、芽出度く