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せんきゅうひゃくにじゅうさんねんふゆ
一九二三年冬
宮本 百合子
Read 一九二三年冬 (せんきゅうひゃくにじゅうさんねんふゆ) by 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in Japanese with furigana. JLPT N2. Tap a word for the meaning.
N2 · advanced · modern kanji and kana · 6,654 characters · 14 screens
○Aの教えかた(家庭のことで)
○夫妻の品行ということ、
○自分の子についての心持
○母のない子、母というものの大切さ。
○頼られるという人のたち、
○自分のうそ。それにつれて考えた
○人格の真の力の養い、
○西川文子氏の話
○伊藤朝子氏
○Aの「かまわない」
○自分とT先生との心持
◎敏感すぎる夫と妻
◎まつのケット
◎本野子爵夫人の父上にくれた陶器、
◎常磐木ばかりの庭はつまらない。
――○――
Aの言葉の力
◎或ことについての自分の注意が一度うけ入れられると、一度でやめず、幾度も幾度も繰返し、しつこくその効果をためし、きらわれる。
「何々をこうしたらいいだろう」
「はい、これからそう致します」
「本当にそうした方がいい。何でもない一寸したことだもの。自分が働くに働きいい方がよい」
「――」
「ね、本当に、そうおしよ。いそがないが」
きく方でうんざりしてしまう。
○今まで人に思うままのさしずや命令を与えられなかった分を、今しようとするが如く。
私は寂しき微笑を洩す。
志賀直哉氏のものをよみ乍ら
自分達夫婦に、旅行と性慾の問題は密接な関係のあるものとして扱われない。