Read classic Japanese books with furigana
ja-reading.com
Read classic Japanese books online with furigana. Filter by JLPT level, tap a word for the meaning, and translate a sentence.
かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Read 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) by 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in Japanese with furigana. JLPT N2. Tap a word for the meaning.
N2 · advanced · modern kanji and kana · 123,879 characters · 246 screens
様なものでございます、貴方だッて男女七歳にして席を同ゅうせず、瓜田に履を容れず、李下に冠を正さず位の事は弁えておりましょう」
源「黙れ左様な無礼な事を申して、若し用があったらどう致す、イヤサ御主人がお留守でも用の足りる仔細があったら何うする積りだ」
孝「殿様がお留守で御用の足りる筈はありません、へい若しありましたら御存分になさいまし」
源「然らば是を見い」
と投げ出す片紙の書面。孝助は手に取上げて読み下すに、
一筆申入候過日御約束致置候中川漁船行の儀は来月四日と致度就ては釣道具大半破損致し居候間夜分にても御閑の節御入来之上右釣道具御繕い直し被下候様奉願上候。
飯島平左衞門
源次郎殿
と孝助がよく/\見れば全く主人の手蹟だから、これはと思うと。
源「どうだ手前は無筆ではあるまい、夜分にてもよいから来て釣道具を直して呉れろとの頼みの状だ、今夜は熱くて寝られないから、釣道具を直しに参った、然るを手前から疑念を掛けられ、悪名を附けられ、甚だ迷惑致す、貴様は如何致す積りか」
孝「左様な御無理を仰しゃっては誠に困ります、此の書付さえなければ喧嘩は私が勝だけれども、書付が出たから私の方が負に成った