Japanische Klassiker mit Furigana
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あほうどりのなくひ
あほう鳥の鳴く日
小川 未明
Lesen Sie あほう鳥の鳴く日 (あほうどりのなくひ) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 7.725 Zeichen · 16 Bildschirme
彼は、焼け跡に立って、終日、あほう鳥の帰ってくるのを待っていました。しかし、とうとう、鳥は帰ってきませんでした。煙に巻かれて、焼け死んだものか、南の故郷に、逃げていったものか、いずれかでなければなりません。
「私は、べつに、この町にいなければならない身ではないのです。もう一度、鳥のすんでいた国にいってみようと思います。」と、男は、先生にいいました。
「そうですか、そんなら、私も、あなたといっしょにいって、その口笛の名人について、珍しい鳥の研究をいたします。」と、先生がいいました。
こうして、男と先生は、旅に出かけました。遠くの空に、白い雲が漂っていました。三人が落ち合った日、どんな話を、たがいに睦まじく語り合うでありましょう。