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Japanische Klassiker mit Furigana

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いたずらこぞうにっき

いたずら小僧日記

佐々木 邦

Lesen Sie いたずら小僧日記 (いたずらこぞうにっき) von 佐々木 邦 (ささきくに) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 63.226 Zeichen · 128 Bildschirme

Aozora Bunko

首尾能く行けば彼の馬が手に入るのだから嬉しいや。そしたら馬に乗って学校へ通おう。左様なれば決して休まない。お花さんの許へも馬に乗って遊びに行こう。明日からは日記も毎日丁寧に付けよう。

お父さんとお母さんは今朝立った。乃公は今日一日可なり音なしくした。

お母さんの鏡を壊したが、此は真の過失である。乃公と忠公と室の中でボールをして遊んだ。ボールが能く反まないから、お春さんのゴム靴を削ってくっ付けた。すると馬鹿馬鹿しく反んで、つい鏡に打付かったんだ。それが又跳ね返って香水の瓶を転覆したんだ。

床の間の天井に鼠が巣を造っている。お母さんは此れを大層気にしていた。乃公は留守の中に退治して置いてやろうと思って、天井へ登った。天井は湯殿の垂木を匍って行けば訳なく入られる。いつか大工さんが来た時見て置いた。

鼠の巣は取ったが、乃公は踏み外して床の間へ落ちた。別段怪我はなかったけれど、お父さんの盆栽を折ってしまった。此は縁日へ行って買って来てやるから構わない。少し腰を痛めたから、其後は何にもしなかった。第一日は充ず成功だろう。

朝は馬喰の所へ寄って、彼の馬を大切にするように頼んだ。