Japanische Klassiker mit Furigana
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いやなかんじ
いやな感じ
高見 順
Lesen Sie いやな感じ (いやなかんじ) von 高見 順 (たかみじゅん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 292.113 Zeichen · 587 Bildschirme
インテリをインテレと丸万が言ったのは、インテリのなまりではなく、そのころは一般にインテレとも言っていたのだ。
「妥協的だと言うのか。革命家魂がなまってると言うのかい」
と俺は開き直って、
「俺だって、一度は生命を投げ出そうとしたことのある身体だ。今だって、いざと言えば……」
「よし分った。そう大きな声でタンカばるな」
「組合の仕事だって、俺は身体を張ってやってるんだ。テロリストがそんなみみっちい……組合なんか相手にして、と言うんだったら、まだ、いいが」
「悪かった。俺はただ、おめえが研究会なんて言うからよ。おかしくってさ」
「研究会は、いけねえのか」
「いけねえとは言わねえが」
「俺は、今の仕事に身体を張ってやる以上、ボルの奴らに負けたくないんだ」
「理窟で負けたくないのか」
「そうじゃない。実行だ実行だでは、それだけじゃ、工場の連中がついてこないんだ」
「ついてこない?」
労働者をなめた言い方だと、丸万はまた気を悪くしたようだ。これは工場の労働者自身が使っている言葉をそのまま、つまり、まあ不用意に俺がここへ持ち出しただけなのだが、この言い方には、たしかに労働者というものを軽んじていると感じさせるものがある。