Japanische Klassiker mit Furigana
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たましいはいきている
たましいは生きている
小川 未明
Lesen Sie たましいは生きている (たましいはいきている) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 4.290 Zeichen · 9 Bildschirme
」と、おじさんは、話しました。
「霊魂が、親友を救ったのですね。」と、わたしは、その話に感動したのでした。そして、わたしは、兄の吹く、ハーモニカの音が、このごろ、たびたびきこえると、いいますと、
「きっと、きみのにいさんは、家のことを思っていられるのだろう。」と、おじさんは、答えました。
「そうしたら、どうすればいいの。」と、わたしは、ききました。
「せいぜい、にいさんの好きなことをしてあげて、霊魂をなぐさめるんだね。」と、おじさんは、いいました。
そのことを、わたしに教えてくれた、おじさんは、どうしたのか、その後ふたたび見ることができませんでした。
わたしの兄は、なにより平和を愛しました。だから、音楽がすきでした。わたしは、父にねがって、兄のもっていたのと、同じハーモニカを買ってもらいました。そして、それを吹くときには、かならず、兄の気持ちになろうとしました。
わたしの兄は、自然を愛したし、また、だれに対してもしんせつで、なにをするにも、やさしみの心をもっていました。
わたしは、海岸へいくと、まず、兄のしたごとく、砂の上へ腰をおろしました。そして、ハーモニカを吹きました。