Japanische Klassiker mit Furigana
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だいこん
だいこん
久生 十蘭
Lesen Sie だいこん von 久生 十蘭 (ひさおじゅうらん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 153.732 Zeichen · 303 Bildschirme
「そういうわけで、申しあわせてそちらへ行こうというのですが」
「それはいいことだ。あのひとたちも苦労したにちがいないんだから、それくらいのことはしてあげるほうがいい。だいこんもやりなさい。あいつのことだから、みっともないこともしないだろう」
ママがあたしのそばへやってきた。
「だいこん、あなた、生理、どうなの」
「今月分は、昨日の朝すみました」
「明日、いいパァティがあるそうよ。あなたもお出なさい」
「どんな意味のパァティなの」
「パァティに意味なんかないでしょう。でもためになることらしいわ」
パパが紅茶を持ってロッキングへきた。
「しっかりやってくるんだな」
「このごろはむずかしいパァティばかりで骨が折れる。どこなの」
「正午までにクラブ・ハウスへということだったわ。ごたごたしないように、いまのうちにロオブを見てお置きなさい」
部屋へ帰るとすぐギャルド・ロオブを開けてみた。あたしはフロックを二つ持っている。朱鷺色の大きな翼裾と白のジョーゼットの釣鐘裾だ。白のジョーゼットのほうはちょっとドガの踊り子のようになる。園遊会には向くがサロンにいると子供っぽく見えるおそれがある。