Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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はたらくにしょうねん

はたらく二少年

小川 未明

Lesen Sie はたらく二少年 (はたらくにしょうねん) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N4. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N4 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 3.777 Zeichen · 8 Bildschirme

Aozora Bunko

「そこではぬれますから、早く中へおはいんなさい。」と、いってくれました。

頭から顔までぬらしながら、親方は、ただもじもじしていると、そのねえさんは、わたしの手をとらんばかりにすすめたので、二人は、つい、すいこまれるごとく、ドアの中にはいりました。そして、わたしは生まれてはじめて、こんなに美しく、かざりたてられた、たてものの中を見たのです。ふだんは、風のふきすさぶたてものの外に立って、五色にかがやくネオンをながめながら、中からもれる、たのしそうな音楽や心のうきたつような歌にききほれるだけで、煉瓦のかべをへだてて、そこには、どんな世界があるのか、想像することもできなかったのでした。

「すこし、おかけなさいな。」と、ねえさんがいってくれたので、二人は、かたすみのほうにあった、テーブルのわきへ、こしをかけました。

まだ、たくさんの美しいおねえさんたちが、立ったりかけたりしていました。わたしは、どこから、こんなうつくしい人ばかりあつまってきたのかと、ふしぎに思いました。わたしが、目をみはっていると、また、さっきのおねえさんが、きて、

「わたしにも、ちょうど、あんたぐらいの弟があるのよ。