Japanische Klassiker mit Furigana
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キリストきょうにゅうもん
キリスト教入門
矢内原 忠雄
Lesen Sie キリスト教入門 (キリストきょうにゅうもん) von 矢内原 忠雄 (やないはらただお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 119.257 Zeichen · 234 Bildschirme
しかしてその後のキリスト教の教会の歴史において、パウロの割礼無用論が勝利を占めたのであります。
イエスを信ずる者のエクレシヤがはじめてできたころには、次の二つの事柄がその前にありました。
第一は、ユダヤ人のシナゴグに入会するためには割礼という儀式。
第二に、ヨハネの弟子となるためにはバプテスマという儀式。
そこで、イエスの弟子たちのエクレシヤに新たに入会を認める時には、いかなる儀式を用うるのがよいか。それについて、彼らは割礼という儀式をすてて、ユダヤ教からの分離を公然としたとともに、バプテスマという儀式を利用して、キリスト教が洗礼者ヨハネの後継者であることを示したのです。しかしてこの慣習が一般的となり、固定してくるに従い、それはキリスト教会の伝統として伝えられるようになったのです。
このようにバプテスマというものは、当時行なわれていた慣習を利用して、一つの原理を象徴した儀式であります。それはあくまでも象徴であります。だからして洗礼の方式にもいろいろある。水の中にずぶりと頭までつけてしまうのもあり、頭の上にほんの二、三滴水を垂らすのもある。すなわちそれは象徴だからなんです。