Japanische Klassiker mit Furigana
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キリストきょうにゅうもん
キリスト教入門
矢内原 忠雄
Lesen Sie キリスト教入門 (キリストきょうにゅうもん) von 矢内原 忠雄 (やないはらただお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 119.257 Zeichen · 234 Bildschirme
三 実習と実験
そうしてこれこそ、キリスト教を学ぶ者にとって最も重要な点なのである。
要するに、教会であろうとも、無教会であろうとも、人はそこに来て教師につき、また友人とともに聖書を学ぶことが、キリスト教の信仰を得るために必要もしくは有益である。もしも地理的関係もしくは個人的事情によって集会に出ることのできない者は、聖書研究の書籍雑誌によって誌上のエクレシアにつらなり、いわば独学で聖書の勉強をする道はある。またかかる人々を訪問して聖書の真理を解き明かすことは、伝道者の重要な仕事であろう。ただ独学にせよ、人について学ぶにせよ、真の教師は常に聖霊自身であることを忘れてはならない。
三 実習と実験
何の知識でも、自分で実習し、実験を経なければ、ほんとうに自分のものとならない。いわんや人生の生き方を教える聖書の真理は、自分の体験を通して初めて心からわかるものである。しからばその実習もしくは実験の場所はどこかと言えば、我々の家庭、我々の職場、否我々の生涯の全体が聖書の真理を学ぶための実験教室である。
人生には悲喜哀楽、さまざまの経験がある。平生学んできた聖書の言が、これらの経験のまっただ中において思い起こされ、そうだ、そのとおりだと、たましいの底深く味わわれた時、初めてそれはほんとうに自分のものとなるのである。