Japanische Klassiker mit Furigana
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おもいで
ロッパの悲食記
古川 緑波
Lesen Sie ロッパの悲食記 (おもいで) von 古川 緑波 (ふるかわろっぱ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 52.651 Zeichen · 114 Bildschirme
昼食=オードヴル、ポタアジュ、車海老のフライ、鶏とヌードル。夜食=ローストビーフが、よし。
二月二日 朝食=煎り卵と、コーンビーフ・ハッシュ。昼食=マカロニ・メキシカン、車海老のカレーライス。夕食=トマトクリームスープと、プラム・プディングが、よかった。
二月三日 朝食=オートミールと、煎り卵。昼食=ポタアジュ、よし。ボイル・ディナーと、ポーク・ソーセージ。夕食=ソーテルン一本。
もう二三日滞在したのだが、此の辺にして置く。
ただ、これだけは、メニュウを披露しただけで、その美味さを伝えることは出来ないが、毎食、僕は、タンノウし、此処は何と言っても、一流中の一流の味だと感心していたのである。昭和十五年といえば、まだアメリカとの戦争前だから、物資も、それ程不足していなかった、ということも、このメモで分る。
戦争苛烈となり、愈々セッパ詰って来ると、流石に富士屋ホテルも弱って来て、食事の量は半分以下になり、とても僕など一人前では足りないので、食堂で定食を食うと、大急ぎで、グリルへ駆けつけて、又食うというようなことになって来た。何うも僕は、大食いのようだ。