Japanische Klassiker mit Furigana
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なかむらなかぞう
中村仲蔵
山中 貞雄
Lesen Sie 中村仲蔵 (なかむらなかぞう) von 山中 貞雄 (やまなかさだお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 22.567 Zeichen · 47 Bildschirme
進藤飛び上って驚いた。後をも見ずに一目散。
大吉、笑って件の刀、ポイと上へ投げる。
茶店の屋根上へ落ちる刀。
はるか彼方の木蔭で様子を見て「アッアッ」
と云った顔の進藤と若侍。
大吉が又床几に腰掛けて茶を飲まんとした時、急ぎ足に半次が現れた。大吉を見て「先生」
と近寄る。
大吉「半次か、まあ掛けろ!」と言って、
T「五郎蔵親分
見事、仲蔵を
とっちめたかい!」
仲蔵と聞いてお光はハテと聞耳立てる。
半次が「ソソそれが大変ですよ」
大吉「どうかしたか」と訊く。
半次、
T「昨夜、芝居が
果ててから
帰りを急ぐ仲蔵
の駕籠を……」
(此のタイトル次の画面にO・Lして)
=深夜の街
帰りを急ぐ駕籠一丁。
突然、バラバラと現れた五郎蔵一味が駕籠を囲んだ。
五郎蔵が、
T「仲蔵出ろ!」
駕籠からは一向出て来そうもない。
背後の方で半次見て居る。
五郎蔵ヅカヅカと駕籠に寄り、垂れを上げんとした時、アッと叫んで蹴飛ばされる。
一同スワと身構えれば、
駕籠の中より現れた日下部典六。
一同二度吃驚。
典六驚いて居る五郎蔵を投げ飛ばし、
その首筋掴んで、
T「帰ったら大吉に