Japanische Klassiker mit Furigana
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ろっぴゃくく
六百句
高浜 虚子
Lesen Sie 六百句 (ろっぴゃくく) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 17.752 Zeichen · 37 Bildschirme
よく化粧ひよく著こなして日傘さし
七月十一日 草樹会。丸之内倶楽部。
縁台にかけし君見て端居かな
水打てば夏蝶そこに生れけり
七月十四日 夏草会。愛宕山、嵯峨野。
示寂すといふ言葉あり朴散華
七月十七日 午後零時五分。川端茅舎永眠。
霧濃し姫向日葵のそよぎをり
投げ棄てしマツチの火らし霧濃し
火虫さへ燈下親しむべくなりぬ
八月十六日 句謡会。元箱根、松坂屋。
ほととぎす鳴きすぐ宿の軒端かな
襷とりながら案内や避暑の宿
八月十七日 句謡会。元箱根、松坂屋。
残したる任地の墓に参りけり
墓の道狭ばめられたる参りけり
家建ちて廚あらはや墓参り
九月一日 「玉藻五句集(第五十五回)」
自転車に跨がり蝉の木を見上げ
縁台を重ね掃きをり葭簀茶屋
九月五日 家庭俳句会。上野韻松亭。
夏木やゝ衰へたれど残暑かな
百姓の木蔭に休む残暑かな
秋の山首をうしろに仰ぎけり
九月六日 句謡会。鎌倉、香風園。
鰯雲日和いよ/\定まりぬ
九月八日 笹鳴会。丸之内倶楽部日本間。
暖かき茶をふくみつつ萩の雨
長待の川蒸気やな秋の雨
九月十一日 七宝会。向島、百花園。
手を出せばすぐに引かれて秋の蝶
九月十五日 玉藻句会。市ヶ谷左内坂上、長泰寺。