Japanische Klassiker mit Furigana
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ろっぴゃくく
六百句
高浜 虚子
Lesen Sie 六百句 (ろっぴゃくく) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 17.752 Zeichen · 37 Bildschirme
昭和十七年
桁丈も身にそひしこの古布子
十二月九日 二百二十日会。木挽町、灘万。
硝子戸におでんの湯気の消えてゆく
戸の隙におでんの湯気の曲り消え
十二月二十一日 銀座探勝会。麹町永田町、真下宅。
惨として驕らざるこの寒牡丹
十二月二十五日 松本長七年忌。句謡会、七宝会合併にて催。芝琴平町、松韻社。
昭和十七年
帽廂滞りつつ冬日あり
一月三日 句謡会。鎌倉、香風園。
口あけて腹の底まで初笑
おほどかに且朗かに初笑
一切の行蔵寒にある思ひ
一月九日 草樹会。丸之内倶楽部別室。
寒玉子割れば双子の目出度さよ
一月十一日 遠藤梧逸招宴、星ヶ丘茶寮。
風さつと焚火の柱少し折れ
一月十五日 七宝会。西巣鴨、近藤いぬゐ邸。
そのあたりほのとぬくしや寒牡丹
一月十九日 玉藻吟行。山王鳥居下、小泉亭。
妹が居といふべかりける桐火鉢
一月二十日 銀座探勝会。銀座五丁目、実花居。
海の日に少し焦げたる冬椿
一月二十三日 鎌倉俳句会。浄明寺、たかし居。
マスクかけ仄かに彼の眉目かな
一月二十九日 丸之内倶楽部新年会。愛宕山、嵯峨野。
油の目大きく二つ春の水
二月二十二日 ホトトギス同人会。虚子誕生祝を兼ねて。向島、墨田茶寮。
風折の烏帽子の如きもの芽あり