Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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はなしかのきもの

噺家の着物

三遊亭 金馬

Lesen Sie 噺家の着物 (はなしかのきもの) von 三遊亭 金馬 (さんゆうていきんば) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 6.355 Zeichen · 13 Bildschirme

Aozora Bunko

していたものと思う。太神楽の親方というのは芝居の「ドンツク」にもでてくる。ただ今では、曲芸師なんというが、その頃はそんな服装でお正月の町内廻りをしていたものだ。

鉢巻をせぬと助六太神楽

テレビができてから咄家の着物もずいぶん派手になった。

黒羽二重では、写りが悪いというので茶の紋付、茄子紺、鶯色、鼠色などを着せられる。急ぐときはそのままで高座へあがるのでいささか色気違いじみて気の引けるものだ。

五代目左楽師は一時競馬に夢中になって、馬の蹄の紋付をこしらえたことがある。

近頃での新人と自他ともに認めていた初代三語楼さんは、「三・五・六」という字を紋付にも染めていたし、漫談屋大辻司郎君は、「4と6」の字をよく使っていた。

佐藤ハチロー先生も、「8と6」という背番号のジャンパーを着て、放送局のスタジオでお目に掛った。

今の若い方は平均して昔の若い人より寒がりで厚着のようだ。われわれ若いときは寒中でも素袷といって、下へシャツだの股引なんというものは着なかった。伊達の薄着というが、それで鮫肌を立てていた。

若いうちは「股引をはいたり、芋を食うようになったら自殺して終う」