Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
そうせきしとわたし
回想 子規・漱石
高浜 虚子
Lesen Sie 回想 子規・漱石 (そうせきしとわたし) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 115.187 Zeichen · 231 Bildschirme
第一靴を脱いで上草履に穿き替えなければ板間に上ることが出来なかった。余の頭に下駄箱の厭な印象が深く染み込んでいるのはこのためで、ついでこの講堂に於ける、人を子供扱いにしたデグニチー論がひどく神経に障った。それから教室に於いては湯目教授の独逸語がひどく神経に障った。殊に教授は意地悪く余に読ませた。そうして常に下読を怠っていた余は両三度手ひどく痛罵された。それからまた体操の下手な余は殊に器械体操に反感を持っていた。ある時、
「下駄を穿いているものは跣足になる。」と体操教師は怒鳴った。多くの人は皆跣足になった。余と碧梧桐君とは言合わしたように跣足にならなかった。順番が来て下駄を穿いたままで棚に上ろうとすると教師は火の出るように怒った。多くの生徒はどっと笑った。それから棚に上ろうとして足をぴこぴこさせても上れなかった時に多くの生徒は再びどっと笑った。これから後ち器械体操に対する反感はいよいよ強くなって休むことが多かった。湯目教授の独逸語もよく休んだ。
その頃同級生であって記憶に残っているものは久保天随、坂本四方太、大谷繞石、中久喜信周諸君位のものである。久保君は向うから突然余に口を利いて『尚志会雑誌』