Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
てんぐがいでん きられのせんた
天狗外伝 斬られの仙太
三好 十郎
Lesen Sie 天狗外伝 斬られの仙太 (てんぐがいでん きられのせんた) von 三好 十郎 (みよしじゅうろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 122.347 Zeichen · 243 Bildschirme
(冗談に声色じみて)はて、うららかな……。
隊一 おお、仙太郎ではないか!
仙太 おっと、どっこいしょ。(と刀の束を再びかつぎ上げて本舞台へ)どうなさいました?
隊一 君の方こそどうした? 戦況はどうだ?
仙太 よくねえ。私ぁそれで使いによこされたんだ。相手はいくらヘロヘロ藩兵や軍夫の、命だけが惜しい奴等だと言っても、先方にゃ大砲から小砲チャンとそろっていて、ゴー薬は使い放題と来ているんですからね。十発に一発ずつ当ったとしても、ドスよりゃ割がいいや。あんたの前だけど、これからの戦は一式大砲や小砲になるねえ、俺が保証しといていいや。
隊一 また、ノンキなことを言って居る。それで?
仙太 一度は城下へ入りかけたけど、今言った通りバタバタ打ちゃがるもんだから、また、小貝川の此方、ホンのそこいらまで味方ぁ引いて来ましたよ。なあに此方にゃ死んだ者ぁ、あんまりねえ。こないだあまりから見りゃ戦争ゴッコみてえなもんさ。しかし、本隊が留守だと見て取って、もしかすると追い討ちと来るかも知れねえから、やっぱり皆に出かけてもらわねえじゃなるめえ。その使いで来たんだ。皆さん、屯所ですね?(右手へ行きかける)