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Japanische Klassiker mit Furigana

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やまとゆきのにっき

山と雪の日記

板倉 勝宣

Lesen Sie 山と雪の日記 (やまとゆきのにっき) von 板倉 勝宣 (いたくらかつのぶ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 32.279 Zeichen · 67 Bildschirme

Aozora Bunko

大部分スキーが楽で速いけれど、この山では時々どうしてもカンジキの方が速いところは、ただちにはきかえるがいい。他の山でもカンジキは携帯せねばならぬと思う。スキーが破損した時、負傷者のある時に必要である。スキーの靴でカンジキをつけると、ぬけ易いが、大して困難もしなかった。私はスキーと共にカンジキを携帯することを絶対に必要とする。

夜営。油紙の厚いのと、シャベルと毛布(カモシカまたはトナカイ)の寝袋があればいいと思われる。何しろ一にも毛皮、二にも毛皮、三にも毛皮である。あとは身体を適応させるほか仕方がない。植物質のものを何枚着たって防寒にはならない。

夏見た小屋は必ずしもあてにならない。場所により小屋により雪のため使用できない。

常念の小屋は偶然に穴があったから入れたが、風の吹きまわしで入れないこともあろう。猟師の入る小屋なら大丈夫である。

四月なら吹雪さえしなければ、摂氏の零下六度ぐらいで、大して下りはしない。小屋なら零度か一度ぐらいで楽に寝られる。

雪があまり積った小屋で焚火すると、つぶれる恐れがある。

吹雪。三月四月でも吹雪はなかなか多い。一週間ぐらい続くこともある。