Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ぞくほうしこう
差別の根源を考える
喜田 貞吉
Lesen Sie 差別の根源を考える (ぞくほうしこう) von 喜田 貞吉 (きたさだきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 147.985 Zeichen · 289 Bildschirme
これは昔からわが国で、神様が血の穢れをはなはだしくお嫌いになるという信仰を、うまく利用しましたものです。わが国の神々様は、平和愛好の御精神から、非常に血をお嫌いになったとみえますが、さりとて肉をお嫌いになることは決してありません。神官は鳥獣を屠って、これをお祭り致します。古く神官はハフリと申したのは、この神への犠牲を屠ることを主なる職としたためかとまで考えられるのであります。この意味から申せば、神官また一種の屠者と申してよかったのかもしれません。しかるに仏教徒は肉食を忌むことの宣伝として、肉を喰った者はその血腥い気が身体に残るから、神様に近づくことはできないといい出したのです。のみならず、自身は直接肉を喰わずとも、肉の穢れある者と会食しましたなら、やはりその穢れが会食者にうつる、その会食した者とさらに会食してもいけないという風に、極端に肉食者を忌む習慣を養成したのであります。肉食ははなはだしく罪悪で、これを犯す者は神罰たちまち到ると教えたのであります。これがために何か不慮の災難にでも遭いますと、たちまち「宍喰った報い」だという諺までができました。