Japanische Klassiker mit Furigana
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いくどめかのさいご
幾度目かの最期
久坂 葉子
Lesen Sie 幾度目かの最期 (いくどめかのさいご) von 久坂 葉子 (くさかようこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 59.103 Zeichen · 121 Bildschirme
でも私黙ってました。二十二日にくらべて。
ここで、午後十二時半、今日は、家で忘年会。まっ先に、作曲家の友人が来て、原稿は中絶。
今が午後十一時。
大勢来て、のんだ、くった、うたった。
小母様、又、前後しますが、今日、三十日の午後十時は、私、とても痛しい十時だったのです。そのことは又、だからと云って、これを書きつづけるのに、気持が変ったということはありません。十時以後もペンを持てば、前と同じです。さあつづけましょう。
……二十二日にくらべて、何ということでしょう。鉄路のほとりは、すっかり変った態度なのです。私達は、のみ屋を出て、あるコーヒ店にはいりました。相変らずの調子で、私につっかかるのです。私は単純だから、むつかしいことを云われたってわからないんだと云いました。彼は鼻先で笑います。そして、黙って私の顔をみてました。何考えているのと私、問うたのです。彼は、何をかんがえているか、当ててみろといいます。私、わからないってこたえました。
――まんざらでもない顔してやがる――
彼は、私の顔みて、そう云ったのです。まんざらでもないって、どんなこと、私ききました。