Japanische Klassiker mit Furigana
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きょうりゅうとう
恐竜島
海野 十三
Lesen Sie 恐竜島 (きょうりゅうとう) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 98.662 Zeichen · 199 Bildschirme
「ええ、え」
「それが奴だったのさ。お前はキッドの宝がどこにかくされているかを知らんだろうが、俺はそれを知っている。しかも実際にこの眼で見たというんだ」
「……」
「はじめは、俺もこの爺さん、かわいそうに少し頭にきているなと思ったんだ。だから相手にもしなかったが、だんだん話を聞いてみると、まんざら嘘でもないらしいんだ。そこで、いろいろ相談することになったんだ」
「……」
「おい、そう身をのり出さなくともいいから、しっかりこげよ」
「そこでな、俺はあるだけの金を出した。それでも船もやとえなけりゃ、水夫もあつめられない。考えたあげくが探検船さ。そうなると物ずきで冒険好きのアメリカの活動屋さんがすぐ賛成して来た。マルタンという野郎も珍らしい島だったら、それを種にして一もうけしようという下心でついて来た。めんどうなのはツルガ博士という考古学者とかいう学問の先生だ。こんな先生はかえって、足手まといにはなるし、金はもっていないが、表面が、島の探検ということになった以上、つれて行かぬことにゃ、世間からへんに思われる。それで仕方なくつれて行くことにしたのよ」
「それで張とかいう中国人は」