Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

あるしょうじょのしまで

或る少女の死まで 他二篇

室生 犀星

Lesen Sie 或る少女の死まで 他二篇 (あるしょうじょのしまで) von 室生 犀星 (むろうさいせい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 113.554 Zeichen · 228 Bildschirme

Aozora Bunko

れいの少年はいきなり私の前に立ち塞がった。

「この間のことを覚えているか!」

かれは一歩前へすすんだ。

「覚えている。それがどうしたのだ。仕返しをする気か。」

かれはいきなり飛びつこうとした。私の振った革紐はひゅうと風を切って、かれの後脳を叩いた。かれは蹌踉とした。その時まで黙っていた彼の友達が右と左とから飛びつこうとした。私はまた革紐を鳴した。そのすきに私は足を蹴り上げられた。膝皿がしびれた。私は倒れた。そして私はめちゃくちゃに叩かれた。私は彼らが去ったあとで目まいがして、やっと家へかえった。しかし翌日はもう元気になっていた。

学校の便所で昨日の仲間の一人に会った。私は声をもかけずにその上級生をうしろから撲りつけておいて、漆喰の上へ投げ飛ばした。

かえりに例の上級生が五、六間さきへ行くのを呼びとめるとかれは逃げ出した。私はすぐさま手頃な小石を拾った。飛礫はかれの踝にあたった。かれは倒れた。私はかれをそのさきの日のように撲った。沢山の学友らは私らをとり捲いていたが、誰も手出しをしなかった。それほど私はみなから敬遠されていた。私はかれを尻目にかけて去った。