Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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たんていぶんだんちょうかん

探偵文壇鳥瞰

国枝 史郎

Lesen Sie 探偵文壇鳥瞰 (たんていぶんだんちょうかん) von 国枝 史郎 (くにえだしろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 4.502 Zeichen · 9 Bildschirme

Aozora Bunko

探偵趣味的読物も可成り本年は喜ばれたようで、多くの雑誌が掲げました。稲垣紅毛氏、小酒井不木氏、小泉※(「てへん+總のつくり」、第3水準1-84-90)之助氏、南波巨山氏、松谷蒼生氏、高田義一郎氏、前田誠孝氏、古畑種基氏等々の人が、目立った仕事を致しました。小泉氏の事実的探偵創作「眼」「腕」「梟」は有名な物で洛陽の紙価を高めた筈です。深見ヘンリー氏の随筆も面白く思われました。

平林たい子氏、角田喜久雄氏、高田義一郎氏、橋本五郎氏、谷君之介氏、荒木十三郎氏、持田敏氏、宇野春氏、夢野久作氏、小鹿進氏等の諸氏に就いても、一応言及すべきですが、これは甲賀三郎氏が、その「新進作家評」に於て、大方論ずると思いますので、ここでは特にはぶくことにします。保篠龍緒氏、村島帰之氏、春日野緑氏に関しても云う可きことがありますが、後日に譲ることに致します。

尚澤田撫松氏が週刊朝日へ掲載した「足へ触った女」を初め、法廷実録式物語も探偵小説的物語として興味ある物でしたし、土師清二氏の「白い手の靨」も特色ある探偵小説でした。大野木繁太郎氏に関しても云わねばならぬのですが矢張り後日に譲る事にしましょう。