Japanische Klassiker mit Furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
傳「お急ぎでしょうが、そんな事を云っちゃアいけねえ、此間ね、旦那にお頼の事はいけねえと云うと、手前は行きもしねえで嘘だと云って疑ぐられて居て詰らねえから、お前さん厭でも一寸上って、傳次さん此間はお草々でしたと云えば宜い、然うすれば私が行ったてえのが通じるのだから、彼処へ往って一寸私に挨拶するだけ」
やま「いけませんよ」
傳「いけねえてえ私が困るから、野暮なことを云わずにお出でなさい」
と無理に引摺り込んだから仕方なしにひょろ/\蹌けながら上り口へ手を突くと、臀を持って押しますから、厭々上って来ると、柳田典藏は嬉しいが満ちてはっと赤くなり、お世辞を云うも間が悪かったか反身になって、無闇に扇で額を叩き、口も利かずに扇を振り廻したりして、きょと/\して変な塩梅で有りますから、
傳「旦那、旦那お連れ申しました、此方へ/\、ぐず/\して居てはいけねえ、姉さんに御挨拶をさ」
典「これは何うも誠に、何か、御信心参りにお出での処を斯様なる処へお呼立て申して甚だ御迷惑の次第で有ろうと申した処が、何か、御迷惑でも御酒を飲らぬなれば御膳でも上げたいと思って、一寸これへ、何うも恐入ります、一寸只御酒はいけますまいから、じゃア御膳を」