Japanische Klassiker mit Furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme
者は、元は榊原藩で貴方も御同藩なら御存じでいらっしゃいましょうが、十七年前に家出を致しまして、もう国を出ましてから十九年で、私が未だ生れぬ前に、江戸屋敷詰に成りまして、それから江戸屋敷から行方知れずに成りましたので、段々姉と両人で神仏に祈念して行方を捜しましたが、いまだに行方も知れず、生死の程も分りません、これお繼私のお父様の事もお前に話して有るが、若し御存生でお目に掛る事が有ったらば、私は斯々の訳で不覚を取ったが、何卒一目お目に懸りたいと云って居たと云って下さい」
繼「はい、確かりしてお呉んなさいよ」
太「貴様が側で泣くと手負が気力が落ちていかん……これお前の親は榊原藩で何という名前の人だえ」
山「はい私の祖父様がお抱えに成りましたのだそうでございますが、足軽から段々お取立に成りまして、お目見得近くまで成りました、名は白島山平と申しまする者でございます」
太「えゝ何だ貴様の親は白島山平……何か貴様は白島山平の忰か」
山「はい白島山之助と申しまする者で」
太「おゝ是は何うも、宥してくれ、これ忰、貴様の親の山平は此の水島太一であるぞ」
五十七