Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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かたきうちふだしょのれいげん

敵討札所の霊験

三遊亭 円朝

Lesen Sie 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 125.950 Zeichen · 249 Bildschirme

Aozora Bunko

所で有るが、一人の娘を谷間へ落して殺したのも是も皆罰で、両人の者へ歎きを掛けるような事が身に報ったのだ、今また其の方を我手で殺すとはあーア飛んだ事、是も皆天の罰、こりゃア頭髪を剃毀って罪滅ぼしを致さんければ世に居られぬ」

照「誠に御尤もでございます」

山「お父様え、貴方も水司又市を捜す身の上と仰しゃいましたが、何故あなたは水司又市に似た様な名をお附け遊ばした」

太「手前は何も存ぜんが、お祖父様は元信州の者で、故有って越後高田に近き山家へ奉公住みを致して居ると、或日榊原公が山猟にお出遊ばして、鳥を追って段々山の奥に入り、道に迷って御難儀の処へお祖父様が通り掛って、御案内をして城中へお帰りに成ったから、うい奴と仰しゃって先君がお取立に成った、是が私の先祖で、其の時は白島太一という名前で有ったが、山を平らに歩かせたという所から山平という名を下すった、それ故先君から頂戴の名を大切に心得て名を汚すな/\という遺言が有ったなれども、私は実に家名を汚す不孝不義の山平ゆえ、先代が頂戴の名を附けて居ては成らぬと云うので、信州水内郡の水と白島村の島の字を取って苗字に致し、これに父の旧名太一を名告って水島太一と致したが、今と成って見ると此の水島太一という姓名を附けなければ斯の様な間違いも有るまい、是も皆若い