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Japanische Klassiker mit Furigana

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めいじびじんでん

新編 近代美人伝 (上)

長谷川 時雨

Lesen Sie 新編 近代美人伝 (上) (めいじびじんでん) von 長谷川 時雨 (はせがわしぐれ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 129.076 Zeichen · 256 Bildschirme

Aozora Bunko

そして八丁堀茅場町の国文の大家、井上文雄の内弟子になった。彼女たちは内弟子という、また他のものは妾だともいう。しかし妾というのは、その頃はまだ濁りにそまない、あまり美しすぎる娘時代であったので、とかく美貌のものがうける妬みであったろうと思われるが、後にはあまり素行の方では評判がよくなかった。

四

我国女流教育家の泰斗としての下田歌子女史は、別の機会に残して夙に后の宮の御見出しにあずかり、歌子の名を御下命になったのは女史の十六歳の時だというが、総角のころから国漢文をよくして父君を驚かせた才女である。中年の女盛りには美人としての評が高く、洋行中にも伊藤公爵との艶名艶罪が囂しかった。古い頃の自由党副総理中島信行男の夫人湘煙女史は、長く肺患のため大磯にかくれすんで、世の耳目に遠ざかり、信行男にもおくれて死なれたために、あまりその晩年は知られなかったが、彼女は京都に生れ、岸田俊子といった。年少のころ宮中に召された才媛の一人で、ことに美貌な女であった。この女は覇気あるために長く宮中におられず、宮内を出ると民権自由を絶叫し、自由党にはいって女政治家となり、盛んに各地を遊説し、チャーミングな姿体と、熱烈な男女同権、女権拡張の説をもち、十七、八の花の盛りの令嬢が、島田髷で、黄八丈の振袖で演壇にたって自由党の箱入り娘