Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 6.910 Zeichen · 14 Bildschirme

Aozora Bunko

一月二十日

一月二十一日

一月二十二日

話はここから出て来る。ダンピングなり。純毛品はS・F時代には貴重品でねがあがるものなり。「来月ごろでも又上りましょう」「いや、それより早く何とか御通知いたしましょう。ただ私は近くかわるかもしれず」云々。

一月二十日(木曜)

今月暮して見て、生活の統計をとって見ることにする。

自分たちの家は、これまで二年ともったことがなかった。動坂二月から十一月まで。上落合十月から次の五月まで。ここはどの位もつのだろうねと話していたとき、十二月二十七日が来た。一年に数日不足している。我々の生活の幾変転は、一貫したものがあることによって生じる外面的なことではあるが、やっぱりくやしい。ここを動くとすれば。又すぐどこかにうつる、そういうのはいやである。よくよく考えてのこと。

一月二十一日(金曜)

吉祥寺へ行った。角の杉林のところ、右手はすっかり様子がかわっている。

一月二十二日(土曜)

田村町六丁目にゆく。いろいろの様子をきく。予想のとおり。手紙は出さないことにしてかえる。若い女のひとがお茶をくんで出してくれる。いかにもこの辺の住人らしいあかぬけたほっそりさ。下町のほっそりさというのは、日光の不足といくらか関係があると感じる。