Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 6.910 Zeichen · 14 Bildschirme
一月三日
一月四日
床に入って考えて、いろいろ考えて、うとうととなって電気を消してねた。
一月三日(月曜)曇
講座の方の原稿はどうするのかと思っていたら敏氏より手紙。稲は新潮へ小説をもって行ったらリストに名がないのに楢崎氏すっかりあやまってしまった由。情を知ってトク名でも何でものせたら編輯者をやるというのだから。トーマス・マンのようなさわぎをおこさずやる法を考えついたのなり。文学界発禁。人民文庫発禁。中、改は、大森義太郎の映画時評をのせたのがいけないと云って発禁、サク除、ホホー。米が来た。稲のところへやるために爺さんをたのむ。
夜まで待ったがい来ず。フラリと出かけて見た。子供をつれてテムプルを見せたら言葉がよく判らないし字もよく分らないので案外面白がらなかった由。ソバを二人でたべて十一時ごろかえって来た。五銭のコーヒー店を出したらというプランを立てている。何だかよさそう。それだけの話があるだけでも気が楽になり、夜フーフー眠った。三十日以来のことなり。「何かしていてもここんところでいつも考えちゃっていてねえ」
一月四日(火曜)
珍しくさむい。四日に面会に来ますと云い、行かないと何事かあったかと思うといけない。