Japanische Klassiker mit Furigana
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わせだだいがく
早稲田大学
尾崎 士郎
Lesen Sie 早稲田大学 (わせだだいがく) von 尾崎 士郎 (おざきしろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 112.204 Zeichen · 220 Bildschirme
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「その話を、さっきも新藤から聴いて愕然としたところだ」。
堅木実が口を尖らしていった。彼の父親は郷里の熊本で新聞社長をしている。「僕は東京の新聞をむさぼるように読みながら、実は革新勢力の中心にそびえている君の姿を夢のように頭に描いとったよ、一種うらやましいような、妬ましいような」。
話し方に一種の癖のある、疳高い調子で彼は言葉をつづける。「つまり、やったな、というかんじさ、この運動がロシヤのケレンスキー革命と時を同じゅうして起ったというところにも僕の好奇心を唆るに足るものがある、高田も天野も僕にとっちゃどうでもいい、新聞を自分勝手の流儀で読んでいると、はじめは学長問題に終始していたのが、だんだん学制改革とか校内の民主化とかいう方面へ移行してくる、こいつは西方のやつ、いよいよ思う壺にはまったな、というかんじさ」。
堅木はがくりと肩を前へおとした。「ところがさ、やっと汽車が東京へ着いて、改札口を出ようとすると、ぐっと右肩をおさえられた、ちょっと来てくれというんだ、腕まくりをした強そうなやつでね、そのあとについてゆくとたった今、汽車からおりたばかりと見える菱形の帽子を被った男が、ずらりとならんでいる、その前にテーブルがおいてあって柔剣道の学生がテーブルをかこんでいる、それよりも、テーブルの横には「革新団本部