Japanische Klassiker mit Furigana
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わせだだいがく
早稲田大学
尾崎 士郎
Lesen Sie 早稲田大学 (わせだだいがく) von 尾崎 士郎 (おざきしろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 112.204 Zeichen · 220 Bildschirme
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山県を乗せたアメリカ汽船、オシヤニック号が横浜に入港したのは十月三日の午後である。
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十月六日の「東京日日新聞」は「山県の帰朝で局面一変か、条約改正問題清算期に入る」と二段にわけ、その横に「政界の風雲漸く急」――と、初号活字三段ぬきの誇大な記事を掲載している。民間の噂は早くも山県内閣の成立をつたえていたが、彼の帰朝とともに、薩長政治家の往来は、俄かに頻繁になってきた。新聞記事が「(前略)一昨日の御陪食には畏きあたりの思召しにて伊藤議長は病を押して参内せられたりと申すが右は山県伯帰朝につき御前にて会食せしめんとの御思召にや如何」と報じているところから察すると、山県は陛下の御前において伊藤から事情を詳しく聴取したものらしい。
山県を加えて閣議が外相官邸でひらかれたのは十月十四日の夜である。その席上で山県は改正案の進行について大隈の説明を求めた。大隈から経過を聴いた上で山県は黒田をかえりみ、冷やかな態度でいった。
「大隈君の立場も諒承したが、国内の動揺に対しては陛下の宸襟を悩ますことひととおりではない、もし、このままに放置しておいたら如何なる事態の発生を見るかもわからぬ、伊藤枢密院議長もそのことを特に憂慮されている様子であるから、此際、一時交渉を中止し、内閣の方針を明らかにすることが先決問題であろうと思うが、黒田