Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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まつとふじげいぎのかえもん

松と藤芸妓の替紋

三遊亭 円朝

Lesen Sie 松と藤芸妓の替紋 (まつとふじげいぎのかえもん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 46.921 Zeichen · 94 Bildschirme

Aozora Bunko

と是から美代吉の身請の相談に及ぶ。これが一つの間違いに相成るお話でございます。

二

奧州屋新助が、美代吉を我が実の妹と知りまして身請の相談に及びましたが、娼妓の身請はよく有りますけれども、芸妓の身請は深川ばかりで、町芸妓の身請という事は余り昔は無かったものでございますが、開けて来るので当時は身請が流行でございます。

新「おい師匠々々」

三「へえ」

新「ちょいとお母に君から相談して貰いてえな、何と此の娘を身請えしてえんだが、馬鹿な事を云われちゃア困るんだ、大概相場も有るもんだが、何うだろう、身請をするには何のくらいのものだろう」

三「それは何うも大変に芝居が大きくなって来ましたね、この娘を身請え為すっても御妻君の方は」

新「なに僕がこの娘を受出して権妻にしようてえ訳じゃアねえが、あの娘のお父さんには、昔風流の道で別懇にして御恩を受けたこともあるし、親戚頼りもねえという事だから、あの娘を身請して、好いた男と添わしてやって松山という暖簾でも掛けさせて、何処かへ別家を出して遣りたいのだ、そして久馬様の御位牌を立てさせたいと思うが何うだろう」