Japanische Klassiker mit Furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme
のは一と通りの訳じゃアねえ、怒(おこ)らねえでも宜(い)いじゃアねえか」
文「これ/\手前の知ったことではない、此のお詫ごとは藤原喜代之助に限るな」
森「へえ/\」
文「藤原の女房を殺したことが今出て来たのだな」
森「へえ/\成程、藤原の先(せん)の女房は彼(あ)の婆さんに飯を食わせずにいて殺されたから、それでお母さんが食わなくなったのだ」
文「そうじゃアないわ、喜代之助でなければ」
と文治郎は直(すぐ)に藤原の宅へ参り。
文「はい御免」
喜「おや/\さア此方(こっち)へお上り、おかやや文治郎殿がお出(いで)なすった、鳥渡(ちょっと)お茶を入れて」
か「はい」
喜「鳥渡上(あが)ろうと存じて居りましたが、今日は内職を休んで家(うち)にいた処で、丁度宜しい、まア此方へ」
文「少々お願(ねがい)があって参りました、母が立腹を致して三日程食事をしません、種々(いろ/\)詫を致しても肯(き)きません、手前が喧嘩の中へ入り、匹夫の勇を奮い、不孝の子を見るのが厭だから餓死して意見をすると申して肯きません、此の詫ことは貴方(あなた)より外(ほか)にない、どうか貴方お詫ことを願います」