Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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うきぐも

浮雲

二葉亭 四迷

Lesen Sie 浮雲 (うきぐも) von 二葉亭 四迷 (ふたばていしめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 112.980 Zeichen · 222 Bildschirme

Aozora Bunko

「官員はモウ思切る、フン何が何だか理由が解りゃしない。この間お前さん何とお言いだ。私がこれからどうして行く積だと聞いたら、また官員の口でも探そうかと思ッてますとお言いじゃなかッたか。それを今と成ッて、モウ官員は思切る……左様サ、親の口は干上ッても関わないから、モウ官員はお罷めなさるが宜いのサ」

「イヤ親の口が干上ッても関わないと云う訳じゃ有りませんが、シカシ官員ばかりが職業でも有りませんから、教師に成ッても親一人位は養えますから……」

「だから誰もそうはならないとは申しませんよ。そりゃお前さんの勝手だから、教師になと車夫になと何になとお成なさるが宜いのサ」

「デスガそう御立腹なすッちゃ私も実に……」

「誰が腹を立てると云いました。ナニお前さんがどうしようと此方に関繋の無い事だから誰も腹も背も立ちゃしないけれども、唯本田さんがアアやッて信切に言ッておくンなさるもんだから、周旋て貰ッて課長さんに取入ッて置きゃア、仮令んば今度の復職とやらは出来ないでも、また先へよって何ぞれ角ぞれお世話アして下さるまいものでも無いトネー、そうすりゃ、お前さんばかしか慈母さんも御安心なさる事たシ、それに……何だから『三方四方』