Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
かいていとし
海底都市
海野 十三
Lesen Sie 海底都市 (かいていとし) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 84.118 Zeichen · 168 Bildschirme
その隙間から、海水がどっと、こっちへ噴きだすおそれがある。なんしろ海面下何百メートルの深海だから、この向こうにある海水の圧力は実に恐るべきものだ。ああ、僕は心臓がどきどきして来た」
僕の顔から血がさっとひいて、皮膚が鳥肌になるのが、僕自身にもよく分った。
「お客さん、大丈夫ですよ。そんなことは、始めから考えに入れて計画してあるんですから、危険は絶対にないですよ。石炭やガソリンを使った昔のエンジンに、危険はあったにしろ、原子力エンジンになってからは、そんな危険は一つもないですよ。それというのが昔のエンジンは出力が小さいのでそのために能率をうんとあげなければならず、そこに無理が出来てよくエンジンの故障や機関の爆発などがあったんですよ。今の原子力エンジンでは、出力は申し分なく出ます。能率は、低いものでも三千パーセント、いいですか百パーセントどころじゃなくて、三千パーセントですぞ。つまり三十倍に増大して行くんですから、出力は申し分なしです。ですから、昔のように無理をして使うということがない。従って、危険だの何だのという心配は、絶対にしなくていいんです」
タクマ少年の話を聞いているとたいへんうれしいやら、そしてまた僕自身の頭の古さが腹立たしいやらであった。