Japanische Klassiker mit Furigana
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どくほんどじょうりくさくせん
独本土上陸作戦
海野 十三
Lesen Sie 独本土上陸作戦 (どくほんどじょうりくさくせん) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 9.443 Zeichen · 19 Bildschirme
従ってドイツ本土上陸以前に、殲滅のおそれがある。これはやめたよ」
「惜しいですなあ。すると、これは取りやめて、以来自暴酒というわけですか」
「とんでもない。余はイギリス人とは違うよ。余は既に、ちゃんと自信たっぶりの新兵器を作った」
「それは、どういう……」
「莫迦。現行兵器の機密が、他人に洩らせるものか」
「でも、吾輩は総指揮官……」
「総指揮官とて信用は出来ない。とにかく余は貴官と約束したところに従い、現実に独本土上陸をやって見せた上で帰国しようと思う。百の議論よりも、一の実行だ。実績を見せれば、文句はないじゃろう」
「なるほど。すると博士御発明の独本土上陸用の新兵器は、目下続々と建造されつつあるのですな」
ゴンゴラ将軍の瞳が燿いた。
「その建造は、二週間前に終った。それから、搭乗員の募集にちょっと手間どったが、これも一週間前に片づき、目下わが独本土上陸の決死隊二百名は、刻々独本土に近づきつつあるところじゃ。これだけは話をしてやってもええじゃろう」
「人員二百名は少いが、とにかく刻々独本土に近づきつつあるとは快報です。大いに期待をかけますが、果してうまくいくですかな」