Japanische Klassiker mit Furigana
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ふくざわゆきち
福沢諭吉
高山 毅
Lesen Sie 福沢諭吉 (ふくざわゆきち) von 高山 毅 (たかやまつよし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 54.555 Zeichen · 109 Bildschirme
さあ、こんどは英語の勉強だ
「なるほど、そうか。やはり、大阪じこみはたいしたものだ。」
と、諭吉の力をほめてくれました。これで、蘭学は大阪のほうがすすんでいたことがわかり、諭吉は、心の中でほっとあんしんしました。
それからのちも、諭吉は、原書の中から、むずかしい文章をひっぱりだして、
「ここは、むずかしくてわかりませんが、どうやくしたらよいでしょうか。」
ともちかけて、いろいろな学者たちの力を、それとなくためしてみましたが、あまりすぐれた人はみあたりませんでした。
ですから、諭吉が、やがて江戸一番のひょうばんをとるようになったのも、あたりまえのことといわなければなりません。諭吉はまことによい気持ちでした。てんぐにさえなっていました。ところが、諭吉のそのてんぐの鼻をへしおるような、たいへんなことがおこったのです。
さあ、こんどは英語の勉強だ
嘉永六(一八五三)年の六月に、アメリカからペリーがやってきて、開国をせまったことは、まえにかいておきましたが――幕府は、一年のちに神奈川(いまの横浜)で、アメリカとのあいだに和親条約(おたがいになかよくしようというとりきめ)をむすびました。ところが、それだけでは、日本をほんとうに開国させたということにならないので、アメリカは、ぜひ、修好通商条約(商売のとりきめ)をむすぼうとかんがえるようになりました。