Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme

Aozora Bunko

めしにしちまう、松蔭の家来だろう、三崎の屋敷に居たろう、顔を知ってるぞ、さア何うだと責められて、つい左様でごぜえますと申しやした」

大「なにそれは云っても宜い、彼の晩には実ア神原も酷い目に遭った、何事も是程の事になったら幾らも失策はある、丸切りしくじって、此の屋敷を出てしまったところが、有助貴様も己と根岸に佗住居をしていた時を思えば、元々じゃアないか」

有「それは然うでごぜえます」

大「彼処に浪人している時分一つ鍋で軍鶏を突き合っていたんだからのう」

有「旦那のように然う小言を云わずにおくんなさるだけ、一倍面目無うござえます」

大「だによって行る処までやれ、今までの失策も許し、何もかも許してやる、それに手前此処に居ては都合が悪い、就ては金子が二十両有るからこれをやろう」

有「へえ、是は有難うごぜえます」

大「其の代り少し頼みがある、手前小梅のお中屋敷へ忍び込んで、お居間近く踏込み……いや是は手前にア出来ん、夜詰の者も多いが、何かに付けて邪魔になる奴は、彼の遠山權六だ、彼がどうも邪魔になるて」

有「へえー、あの国にいて米搗をしてえた、滅法界に力のある……」